インターンのミーティングと授業がなかった先週の木曜日。
美味しいパンを食べて、コーヒーを飲みたい気分。
ということで、バッグパックにノートパソコンとセカンドカメラ(Canon G7X)を入れ、Jægersborggadeへ!
店内は、美味しそうなパンの香りでいっぱい with 可愛いベーカリーのお姉さん。
パン好きにはたまらないね〜(お姉さんは関係ないね)。
ブラウニーを2つ購入!
左がチョコブラウニーで、右が紅茶テイスト。
曇り空だけど、早速、外で食べてみよう。
どっちも美味しかったけど、個人的にはチョコブラウニーが好み。中のチョコが濃厚な味わいで、甘すぎない。
ブラウニー食べようとしたら、ベーカリーのお姉さん(天使)がやってきて…
「Værsgo!(どうぞ!)」と、僕にシナモンロールを!
し か も 、 焼 き た て ! ! !
笑顔の天使は、颯爽と店内に戻って行ったのであった。
美味しいパンと天使に会うために、Meyers Bageriに通うことにした。
パンを食べていると、喉が渇き始める。
ベーカリーの向かいにある、RETRO Nørrebroへ移動。カフェの外装の写真撮り忘れたから、トップ画像はMayers Bageri笑
内装はその名の通り、レトロ。
あれ、よく見ると、イスが破れている。
これも、一応レトロということで…
たまたまなのか、僕がいた時の客層が学生らしき人がほとんど。課題をやってる人多かった。
しかも、客層は多国籍。
店内では、デンマーク語より主に英語とそれ以外の言語が飛び交う。
一人で絵を描く人、本を読む人、ミーティングをする人たち…
個人的な主観だけど、学生らしき若い人が多いためか、数多あるNørreportのカフェと雰囲気が違う。店内は程よく広い。
実は、このカフェ、KONOという、ボランティアで運営されている非営利団体でfair-trade(フェアトレード)等のプロジェクトを手がけているらしい。西アフリカの西部、シエラレオネ共和国の女性が作った製品をデンマークで販売し、その全ての利益を彼女たちに還元している。
他にも、RETRO NørrebroはProject REACTやDreamtown Projectにも力を入れている。
利益型ビジネスと非営利組織が協力し、相互利益をもたらす、社会貢献型マーケティング(Cause marketing)の良い例である。
今まで、「社会貢献型マーケティング」と聞くと、環境系の分野、例えば電気自動車や風力発電の会社を想像していた僕にとって、こういう途上国への利益還元型の社会貢献型マーケティングは実に興味深い。
ただの営利を追求するだけのカフェではなく、顧客に問題提起をしながら、コーヒーやカフェという空間、そしてシエラレオネ共和国が女性作った製品を提供する。
このマーケティング手法から、「人間は、多くの人たちとの関わり合いの中で生きている。だからこそ、お互い助け合う。」というデンマーク人に根付く「共生(Fællesskab)」の精神が垣間見れた。
チャイラテのグラスについているKONOのホルダー。
喉乾いていたくせに、お前、チャイラテ飲んだのか?って話。
たまには、自分の撮影スキルアップのために、こういう写真ブログも更新しよう。
チャイラテを飲み、リラックスしながら、新しいエッセイの構成を練る。
「ああ、生産的な1日だ。」
という自己満足。